マレーシアの旧正月・春節、ペットの安全。危険な食べ物・来客・爆竹の注意

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旧正月のペット安全|危険な食べ物・来客・爆竹の注意【マレーシア】

最終更新日:2026年8月14日

マレーシアの旧正月・春節、ペットの安全。危険な食べ物・来客・爆竹の注意

旧正月は、御馳走・来客・爆竹と、ペットには危険やストレスが増える時期です。ネギ類・チョコ・骨・味の濃い料理のおすそ分けはNG。来客時は玄関からの脱走に注意し、安心できる隠れ場所を用意。爆竹・花火に驚いてのパニック脱走にも備え、マイクロチップと戸締まりを。飾りや爆竹の燃えかすの誤飲にも気をつけて。備えれば、にぎやかな祝祭も安心して過ごせます。

爆竹の音、親戚や友人の集まり、テーブルいっぱいの御馳走——マレーシアの旧正月(春節)は、とてもにぎやかで、おめでたい時期です。でも、その華やかさの裏で、ペットにとっては、危険やストレスが増える時期でもあります。

おいしそうな料理のおすそ分け、来客でにぎわう玄関、鳴りやまない爆竹……こうした「いつもと違う環境」が、ペットの誤食や脱走、強いストレスにつながることがあります。だからこそ、旧正月ならではの注意点を知って、備えておくことが大切です。

この記事では、旧正月にペットを守るための注意点を、危険な食べ物、来客時の脱走やストレス、爆竹・花火の音、飾りの誤飲まで、やさしく解説します。にぎやかな祝祭を、ペットも安心して過ごせるように。まずは、大きな音を怖がる子への向き合い方を、獣医師が解説する動画から。

▲ 雷や爆竹など大きな音を怖がる犬への向き合い方を、獣医行動診療科認定医が解説する日本語動画

旧正月はペットに注意が必要な時期

要約旧正月は、御馳走・来客・爆竹と、ふだんと違う環境になります。これが、ペットの誤食・脱走・ストレスの原因に。にぎやかな時期こそ、ペットの安全を意識して、備えておくことが大切です。

まず、なぜ旧正月にペットへの注意が必要なのか、から見ておきましょう。

旧正月(春節)は、中華系の大切なお祝いで、マレーシアでもとてもにぎやかに祝われます。テーブルいっぱいの御馳走、親戚や友人の来客、そして爆竹や花火——ふだんの静かな暮らしとは、環境が大きく変わります。この「いつもと違う」が、ペットにとっては、いくつものリスクになります。

具体的には、御馳走のおすそ分けによる誤食・中毒、来客でにぎわう玄関からの脱走、爆竹・花火に驚いてのパニック脱走、そして環境の変化による強いストレスなど。楽しい祝祭だからこそ、うっかり見落としがちなこれらの危険を、あらかじめ知って備えておくことが大切です。次から、ひとつずつ見ていきましょう。多文化のマレーシアの暮らしは、多文化とペットの記事も参考に。


御馳走のおすそ分けに注意【危険な食べ物】

要約旧正月の御馳走には、ネギ類・チョコ・味の濃い料理・骨など、ペットに危険な食べ物がたくさん。かわいいからと、つい与えてしまわないよう、家族や来客にも「あげないで」を共有しましょう。誤食したら動物病院へ。

旧正月で、まず気をつけたいのが、御馳走のおすそ分けです。ここは特に注意が必要です。

表1:旧正月に注意したい危険な食べ物
旧正月にペットに危険な食べ物
食べ物リスク
玉ねぎ・にんにく(ネギ類)中毒(貧血)
チョコ・お菓子中毒
味の濃い・脂っこい料理胃腸炎・膵炎など
加熱した骨・串のど・消化管を傷つける・詰まる

出典:犬猫の危険な食べ物に関する一般的知見(獣医師監修情報)を参考に整理。誤食したら受診を。

旧正月の食卓には、玉ねぎ・にんにくなどのネギ類、チョコレートやお菓子、味の濃い・脂っこい料理、加熱した骨(鶏など)、ぶどう・レーズンなど、ペットに中毒や事故を起こす危険な食べ物がたくさん並びます。「おめでたい日だから」と、つい与えたくなりますが、これらは犬猫には毒になったり、のどや消化管を傷つけたりします。危険な食べ物の詳細は、危険な食べ物の記事にまとめています。

大切なのは、家族だけでなく、来客にも「ペットに食べ物をあげないでください」を、あらかじめ伝えておくことです。特に、かわいがってくれる来客が、良かれと思って与えてしまうことがよくあります。テーブルの食べ物を拾い食いされないよう、届かないようにする配慮も。もし危険なものを口にしてしまったら、症状がなくても、すぐ動物病院に連絡を(誤飲・誤食の対応)。


来客時の脱走・ストレス対策

要約来客で玄関の開け閉めが増えると、ペットの飛び出し(脱走)のリスクが高まります。来客の時間は、ペットを別室や安全な場所に。にぎやかさが苦手な子は、静かに過ごせる隠れ場所を用意し、無理に人に会わせないようにしましょう。

次に、旧正月ならではの「来客」に関わる注意点です。人の出入りは、思わぬリスクになります。

表3:来客・脱走・ストレスの対策
旧正月の来客・脱走・ストレスの対策
場面対策
来客が多い時間別室や安全な場所で過ごさせる
玄関の開け閉め飛び出し防止・もう一枚仕切り
怖がり・人見知り無理に会わせず隠れ場所へ
身元確認マイクロチップ最新化・迷子札

出典:祝祭時の脱走・ストレス対策に関する一般的知見を参考に整理。

親戚や友人が集まる旧正月は、玄関の開け閉めが増え、そのすきにペットが飛び出してしまう「脱走」のリスクが高まります。来客に気を取られているうちに、いなくなっていた……ということも。対策として、来客が多い時間は、ペットを別室や、脱走できない安全な場所で過ごさせるのがおすすめです。玄関にもう一枚仕切りを設けるのも有効。脱走防止は、脱走・迷子を防ぐ記事も参考に。

また、大勢の来客やにぎやかさは、ペットにとって大きなストレスになることがあります。特に、人見知りや怖がりの子、猫などは、無理に来客に会わせず、静かに過ごせる隠れ場所を用意してあげましょう。「かわいいから」とみんなに構われるのが、その子にとって負担なこともあります。ストレスのサインが見えたら、そっと静かな場所へ。その子のペースを尊重することが、祝祭を穏やかに過ごすコツです。


爆竹・花火の音への備え

要約旧正月は、爆竹や花火の音が特に多い時期。音を怖がる子は、パニックで脱走することもあります。窓・カーテンを閉めて音をやわらげ、安心できる隠れ場所を用意。マイクロチップと戸締まりで、万一の脱走にも備えましょう。

旧正月といえば、爆竹。この大きな音への備えも、とても大切です。

旧正月は、一年でも爆竹や花火の音が特に多い時期です。大きな音を怖がる犬や猫は少なくなく、驚いてパニックになり、家から飛び出して迷子になることも。音の日は、窓とカーテンを閉めて外の音や光をやわらげ、テレビや音楽などで音をマスクし、毛布をかけたクレートなど安心して隠れられる場所を用意してあげましょう。飼い主が落ち着いて、そばにいてあげることも大切です。

そして、パニックでの脱走に備えて、マイクロチップの登録情報を最新にし、窓・ドア・門をしっかり閉めておくこと。音そのものへの対策や、音を怖がる子への向き合い方は、別記事に詳しくまとめています。爆竹の多い旧正月は、特に念入りに備えましょう。詳しくは、祝祭の花火・爆竹対策音を怖がるペット対策、迷子対策はマイクロチップの記事を参考にしてください。


飾り・小物の誤飲に注意

要約旧正月の飾り(造花や植物、小さな装飾品)、爆竹の燃えかす、お菓子の包み紙などは、ペットが誤飲すると危険です。届かない場所に飾り、落ちた燃えかすやゴミはこまめに片づけましょう。危険な植物にも注意が必要です。

意外と見落としがちなのが、飾りや小物の誤飲です。旧正月ならではの注意点を見ておきましょう。

旧正月には、造花や植物の飾り、小さな装飾品、そして屋外には爆竹の燃えかす、お菓子の包み紙など、ペットが口にすると危険なものが増えます。飲み込むと、のどや消化管に詰まったり、傷つけたり、中毒を起こしたりすることも。特に、何でも口にする子犬・子猫や、好奇心の強い子は要注意です。

対策は、飾りや装飾品は、ペットの届かない場所に置くこと。そして、落ちた爆竹の燃えかすやゴミは、散歩や庭遊びの前に片づけ、拾い食いさせないことです。また、旧正月に飾られる植物の中には、ペットに有毒なものがあることも。特に猫にとってのユリなどは危険です。飾る植物が安全か、事前に確認を(危険な植物の記事)。家庭内の誤飲対策全般は、安全対策の記事もあわせてどうぞ。


安心できる居場所を用意する

要約にぎやかで、いつもと違う環境が続く旧正月。ペットが、いつでも逃げ込める、静かで安心できる居場所を用意しておくことが大切です。来客や音から離れて休める場所があると、その子のストレスが大きくやわらぎます。

ここまでの対策に共通する、大切な考え方が「安心できる居場所」です。まとめて見ておきましょう。

旧正月は、御馳走の香り、大勢の人、爆竹の音と、ペットにとって刺激が多く、落ち着かない環境が続きます。そんなときに何より大切なのが、その子が、いつでも逃げ込める、静かで安心できる居場所を用意しておくことです。人の出入りが少ない部屋や、毛布をかけたクレート、猫なら高い場所や隠れ家など、その子が安心できる「避難所」を確保してあげましょう。

そして、その居場所にいるときは、来客にも「そっとしておいて」を伝え、無理に構わせないこと。ペットが自分で「疲れたら休む」を選べるようにしておくと、ストレスがぐっとやわらぎます。ふだんの生活リズム(食事・トイレ・静かな時間)を、できるだけ保ってあげることも大切。にぎやかな祝祭のなかにも、その子だけの穏やかな場所がある——それが、ペットも安心して過ごせる旧正月のコツです。ストレスのサインは、隠れる・ストレスサインの記事も参考に。


お出かけ・帰省のときの注意

要約旧正月に、ペットを連れて出かける・帰省するときは、暑い車内やストレス、慣れない場所での脱走に注意。連れて行かず預ける場合は、早めにペットホテルやシッターを確保しましょう。留守番なら、暑さと安全の備えを。

旧正月に、お出かけや帰省をする方も多いでしょう。そのときのペットへの配慮も見ておきましょう。

ペットを連れて出かける・帰省する場合は、暑い車内に置き去りにしないこと、移動のストレスへの配慮、そして慣れない場所での脱走に注意すること。知らない場所では、パニックで逃げてしまうこともあるので、マイクロチップや迷子札、しっかりしたリード・キャリーで備えましょう。車での移動は、車移動の記事も参考に。

連れて行かず、ペットを預ける場合は、旧正月は予約が混み合うので、早めにペットホテルやペットシッターを確保しておきましょう。留守番させる場合は、エアコンなどでの暑さ対策と、脱走・事故を防ぐ安全な環境を整え、できれば誰かに様子を見てもらえると安心です。長時間の留守番は、その子の負担も大きいので、無理のない計画を。祝祭の予定にあわせて、ペットの過ごし方も、早めに考えておきましょう。


まとめ:当日のチェックリスト

要約御馳走はあげない・届かせない、来客時は安全な場所へ、爆竹には隠れ場所とマイクロチップ、飾りや燃えかすの誤飲に注意、そして安心できる居場所を。この備えで、にぎやかな旧正月も、ペットと穏やかに過ごせます。

最後に、旧正月の当日に向けて、チェックリストとしてまとめておきましょう。

表2:旧正月・当日のチェックリスト
旧正月の当日のチェックリスト
項目対策
食べ物おすそ分けしない・届かせない・来客にも共有
来客・脱走安全な場所で過ごす・玄関の飛び出し防止
爆竹・花火隠れ場所・音マスク・マイクロチップ・戸締まり
飾り・誤飲届かない場所へ・燃えかすを片づける

出典:祝祭時のペットの安全に関する一般的知見を参考に整理。異変時は動物病院へ。

旧正月にペットを守るポイントは、御馳走のおすそ分けはしない・届かせない(来客にも共有)、来客時は玄関からの脱走を防いで安全な場所で過ごさせる、爆竹・花火には隠れ場所と音マスク、そしてマイクロチップと戸締まりで脱走に備える、飾りや燃えかすの誤飲に注意する、というものです。そして何より、その子がいつでも逃げ込める、安心できる居場所を用意しておくこと

にぎやかで、おめでたい旧正月。少しの備えと配慮があれば、ペットも、飼い主も、安心して、穏やかにこの祝祭を楽しめます。楽しい雰囲気のなかでも、いつもと違う環境がその子の負担になっていないか、気にかけてあげてください。もし、誤食やパニック、体調の異変があれば、ためらわず動物病院に連絡を。備えを整えて、家族みんなで——ペットもいっしょに——良い一年を迎えましょう。この記事の情報は一般的なもので、体調が心配なときは獣医師にご相談ください。


よくある質問(FAQ)

旧正月の御馳走を、ペットに少しあげてもいいですか?

避けてください。旧正月の食卓には、玉ねぎ・にんにくなどのネギ類、チョコレート、味の濃い・脂っこい料理、加熱した骨、ぶどう・レーズンなど、ペットに中毒や事故を起こす危険な食べ物がたくさん並びます。『おめでたい日だから』と与えたくなりますが、これらは犬猫には毒になったり、のどや消化管を傷つけたりします。家族にも来客にも『あげないで』を共有しましょう。

来客が多いと、何に気をつければいいですか?

玄関の開け閉めが増えるので、ペットの飛び出し(脱走)に特に注意してください。来客が多い時間は、ペットを別室や脱走できない安全な場所で過ごさせるのがおすすめです。また、大勢の来客はストレスにもなるので、人見知りや怖がりの子は無理に会わせず、静かに過ごせる隠れ場所を用意しましょう。来客にも『そっとしておいて』を伝えておくと安心です。

爆竹の音を怖がります。どうすればいいですか?

旧正月は爆竹・花火の音が特に多い時期です。窓とカーテンを閉めて音や光をやわらげ、音楽などで音をマスクし、毛布をかけたクレートなど安心して隠れられる場所を用意しましょう。飼い主が落ち着いてそばにいることも大切です。パニックでの脱走に備え、マイクロチップの登録情報を最新にし、戸締まりも忘れずに。音対策の詳細は別記事も参考にしてください。

旧正月の飾りで、気をつけることはありますか?

造花や植物の飾り、小さな装飾品、爆竹の燃えかす、お菓子の包み紙などは、ペットが誤飲すると危険です。飾りは届かない場所に置き、落ちた燃えかすやゴミはこまめに片づけましょう。また、飾られる植物の中にはペットに有毒なものもあり、特に猫にとってのユリなどは危険です。飾る植物が安全か、事前に確認してください。

旧正月に出かけるとき、ペットはどうすればいいですか?

連れて行く場合は、暑い車内に置き去りにしない、移動のストレスに配慮する、慣れない場所での脱走に注意する(マイクロチップ・迷子札・しっかりしたリードやキャリー)ことが大切です。預ける場合は、旧正月は予約が混み合うので、早めにペットホテルやシッターを確保しましょう。留守番なら、暑さ対策と安全な環境を整え、できれば様子を見てもらえると安心です。


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旧正月などの祝祭のペット対策や、ペットホテル・動物病院の確認、迎える準備、日本からの渡航手続きまで、マレーシアでのペットライフを Paws Malaysia がお手伝いします。にぎやかな祝祭も、ペットと安心して過ごせるよう、お気軽にご相談ください。

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